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槌井 渉

槌井 渉
つちい わたる

介護施設の⼊居相談歴10年以上の経験があります。
最新のデータと約1,000施設に⾜を運んだからこそわかる現地の雰囲気や施設の評判も重視してご提案しています。
施設を探し⼊居することは、本⼈・家族の気持ちの問題、施設の空き状況と⼊居のタイミング、持病や認知症の症状、予算など様々なことが関連し決して簡単ではありません。
だからこそプロの私たちがご本⼈やご相談者に寄り添い、わかりやすく情報をご提供できたらと思っています。

野村 富⼠⼦
のむら ふじこ

有料⽼⼈ホームの介護現場でヘルパーとして勤務経験あり。
医療⾏為が必要な⽅をはじめ、認知症の⽅も沢⼭対応してきました。
現場で聞いてきたご本⼈やご家族からの要望や不安の声、そして感謝の⾔葉。今もこの声を思い出しながら、お客様に安⼼してお過ごしいただけるよう、その⽅に合った施設をご提案しています。

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「AIアシスタントココちゃんに聞いてみる」では、ココちゃんが⼊居者さまの⼈柄や性格を知るための10個程度の質問をします。その質問によってココちゃんが考えて、⼊居者さまに相性の良い施設を提案してくれます。

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2020.10.21

介護施設で行う、高齢者向けレクリエーションとは?

レクリエーション中の写真

ほとんどの介護施設では、入居者に対し日常的にレクリエーションが行われています。レクリエーションとは、仕事や勉強等による疲れを回復させるために行う、楽しみや休養という意味です。

 

介護施設におけるレクリエーションでは、日々の生活の中で起こるストレスの解消や気分転換、他者との交流を目的として行われています。この記事の中では、介護施設で行われるレクリエーションの種類やその目的などをご紹介していきます。

なぜ、レクリエーションが必要なのか

ゲームをしたり、歌を歌ったりするレクリエーションの様子は、一見するとただの遊びのように見えてしまう人もいらっしゃるかもしれません。しかし、レクリエーションには次にご紹介するような目的があります。

 

●脳の活性化による認知症の予防
レクリエーションの中でも、脳トレやパズル、言葉遊びなどは、集中力や思考力を向上させてくれます。また創作など指先を使うものは、脳に刺激を与えるので、認知症予防効果が期待されます。集中する時間や日々の楽しみの時間があることで、安定した精神状態を保つことができ、老人性うつを防ぐことができるとも考えられています。

 

●身体機能の維持
高齢になると誰でも身体機能が衰えていくことを実感します。衰えを感じてしまうと、それまでのように動けないストレスから、より一層運動することを嫌がる高齢者の方も少なくありません。身体機能が低下してしまうと、活動量や運動量がグッと少なくなり、転倒リスクが高まる危険性も。そこで、レクリーエーションとしてストレッチや軽い運動を取り入れることで、ストレスを感じることなく日常的に身体を動かせるようになります。身体を動かすことがストレスの発散となり、前向きな思考になれるというメリットもあります。

 

●入居者との交流
高齢になり、社会との繋がりが薄くなっていくことで孤独感を抱える方は少なくありません。入居される方の中には、家族と離れて暮らすことに寂しさを感じている方も見えます。レクリエーションは、入居者同士など他人との交流ができるので、孤独感の解消にもつながります。レクリーエーションの内容によっては、他者と協力したり人の役に立てたりする場面もあり、承認欲求が満たされたと感じてもらえることも。

レクリエーションの種類

レクリエーションのイラスト

 

●体操、運動、身体を使うゲーム
身体を使うレクリエーションとしては、ストレッチやハワイアンダンス、ヨガ、風船バレーなどがよく行われています。ストレッチは、朝食後や昼食後などの決まった時間に毎日行う施設もあります。多くの施設では施設職員が手本となって行いますが、ヨガなどの場合は外部講師を招いて実施することもあります。ストレッチやヨガは、身体の柔軟性を刺激してくれますが、風船バレーなどのゲームは身体反射の面でもいい刺激を得られますし、テンポのあるゲームなので、参加者同士で盛り上がり交流ルームが笑い声に包まれそうです。

 

●脳トレ、クイズ、頭を使うゲーム
頭を使うレクリエーションには、脳トレやパズル、クイズなどがあります。パズルやクイズなども、入居者にとって馴染みがあって楽しめるような漢字、計算、ことわざなどを題材にしたものが喜ばれます。頭を使うレクリエーションは、認知症予防としての効果が期待できますし、既に認知症と診断を受けている方にとっても、進行を緩やかにすることが期待されます。しかし、問題やルールは簡単に。複雑にならないように注意が必要です。

 

●音楽、歌、楽器演奏
歌を歌ったり楽器を演奏したりするレクリエーションでは、懐メロや童謡など聞き馴染みのある曲を歌ったり、リズムに合わせて楽器を演奏したりします。歌を歌うことで晴れやかな気持ちになることも多いですし、肺機能を高めることにもつながります。打楽器を使ってリズム打ちをするようなプログラムでは、反射力も高まります。施設によっては時折、外部から演奏家を招いてミニコンサートなどが開催されるところもあります。

 

●創作(手芸、工芸、料理など)
創作を行うレクリエーションでは、編み物などの手芸や絵手紙作り、生花のような芸術性の高いプログラムがありますが、簡単に行えるものとして塗り絵や折り紙は日常的に行われています。想像したり考えたりするだけでなく、手先を動かすので脳の活性化も期待できますし、ストレス解消にも効果的です。



レクリエーションはいつ行われる?近年の傾向は?

 

●体操や運動などの場合
レクリエーションとして体操や運動が行われる時間帯は、午前中に行われます。軽いストレッチなどで少しずつ身体をほぐしてから運動のプログラムが始まります。午前中に行うことで血行をよくし、その日の身体を整えます。昼食後に軽いストレッチなどを行うこともありますが、午後はどちらかと言えば創作やパズル、脳トレ、音楽を楽しむ時間として計画されることが多いです。

 

●季節行事の場合
介護施設では、季節行事もきちんと行われます。お正月や節分、雛祭り、お花見、七夕、クリスマス、お正月など、一般的な家庭で行われるような楽しみを施設でも味わうことができます。例えばお正月には、お餅つきをしたり、創作飾りとして花餅を作ったりしますし、母の日にはカーネーションのプレゼントがあったりする施設もあります。季節行事の内容は、施設によって異なり、様々な取り組みがなされています。最近では、ホームページやブログ以外にもSNSで様子を公開している施設もあるので、気になる方はのぞかれてみてはいかがでしょうか。

 

●特別なレクリエーションの場合
近年の介護業界では、コミュニケーションロボットの導入やレクリエーション介護士の活用など、レクリエーションに対する取り組みに変化が出てきています。コミュニケーションロボットの導入に関しては、まだまだ広がりはありませんが、レクリエーション介護士を積極的に活用して、個人の状況に合わせたプログラムを実施できるように工夫をしている施設が増えてきています。

 

まとめ

介護施設におけるレクリエーションは、入居者の健康状態を保ったり、精神的な安定を保ったりすることにおいて、とても重要な位置づけです。年齢によってどうしても避けることのできない老化を少しでも防いだり、症状が和らぐようにしてあげたりすることで、より長く健康的で豊かな日々を送ってもらうことができます。



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