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槌井 渉

槌井 渉
つちい わたる

介護施設の⼊居相談歴10年以上の経験があります。
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野村 富⼠⼦
のむら ふじこ

有料⽼⼈ホームの介護現場でヘルパーとして勤務経験あり。
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現場で聞いてきたご本⼈やご家族からの要望や不安の声、そして感謝の⾔葉。今もこの声を思い出しながら、お客様に安⼼してお過ごしいただけるよう、その⽅に合った施設をご提案しています。

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  • 高齢者向け見守りサービスとは?サービスの種類とメリット、料金を徹底比較

2021.07.26

高齢者向け見守りサービスとは?サービスの種類とメリット、料金を徹底比較

高齢者見守りカメラの写真

身の回りのIOTグッズや家電の高機能化が進む昨今。
高齢者向けの見守りサービスにおいても、便利な機能が搭載された製品が開発されております。

今回は、数ある高齢者向け見守りサービスの一覧を紹介し、それぞれの特徴やメリット、デメリット、料金相場をご紹介。
サービスを比較してみたいけど何があるのかわからない、自分たちにあったおすすめの見守りサービスを知りたいと思っている方はぜひ参考にしてください。

1.高齢者の見守りサービスとは?

高齢者見守りサービスとは、高齢者の安否確認するために作られたサービスです。

見守りサービスとは?

そのサービス形態には、日常生活に密着し、日々の生活状況を確認するものから、定期的に訪問し安否確認をするものなどがあり、その内容により利用料も異なります。

サービスを受ける高齢者の希望や、見守りサービスの提供を受ける家族の事情を考えて選択するとよいでしょう。

見守りサービスは一人暮らしの高齢者にピッタリ

見守りサービスの利用意向のアンケート結果を示すグラフ出典:市場調査とコンサルティングのシーズプランニング「高齢者見守り・緊急通報サービスの市場動向」より作成
https://www.seedplanning.co.jp/press/2015/2015030901.html


一人暮らしのお年寄りのほかにも、日中在宅で一人きりになってしまう場合などでも、サービスの利用を検討するケースがあります。
核家族化が進む現代では、見守りサービスの必要性を感じている人が7割にも上るという調査結果も出ています。

ここからは、見守りサービスの一覧と、それぞれの特徴やメリット、デメリット、料金相場をご紹介します。

2.訪問型見守りサービスとは

玄関に設置されたインターフォンの写真

専任スタッフが、定期的にサービスを受ける高齢者宅を訪問し、高齢者を安否確認するサービスです。

郵便局員や、配食サービスのスタッフ、電気会社や水道会社などのスタッフが高齢者宅を訪問してくれます。

その結果をメールや文書でまとめて、家族に報告します。

訪問型見守りサービス利用イメージ

サービスを委託している会社により異なりますが、おもに月1回などのペースで日程を決め、一人暮らしの高齢者宅に訪問し、安否状況の他に体調確認などもしてくれます。

訪問日時の決定

訪問する頻度・日時を決定します

訪問

高齢者宅に訪問して安否確認を行います

報告

メールや文章などの訪問レポートを送信します

比較的家で過ごしている高齢者であれば、訪問するスタッフが安否確認をスムーズにできますが、高齢者自身がよく出かけるかたで、不在にしてしまうことがあれば、サービスがうまく機能しないこともあります。

訪問型見守りサービスのメリットとデメリット

訪問するスタッフは地域に密着していることが多いので、土地勘が強い、地域情報の提供や犯罪防止といった包括的な相乗効果も期待できます。

また最大のメリットといえば、スタッフが直接訪問してくれることでしょう。
安否を直接目で確認してくれるという安心感もありますが、高齢者本人がスタッフとコミュニケーションをとれるので、信頼関係の構築や孤独の解消につながります。

日常生活すべてに密着しているわけではないので、緊急時の対応に遅れてしまう、間に合わない場合もあり、いざというときに役立たないこともあるのがデメリットです。

また多くの場合、他の仕事と兼務をしながら見守りサービスをしているスタッフなので、専門知識がありません。
ちょっとした体調の変化や異変に気づきにくいといったデメリットもあります。

また、自宅に知らない人が来ることを、不快に思う高齢者には不向きでしょう。

月額利用費用の相場

<主な事業者の月額料金例>

  • 郵便局見守り訪問サービス:月額利用2,500円/1回/月
  • 高齢者安否見守りサービス:月額利用6000円/1回/月

サービスを提供する会社により、大きく差があるのが実情のようです。
数千円程度から1万円を超える場合もあります。

訪問サービスそのものだけではなく、駆けつけサービスや、24時間緊急対応サービス、健康相談サービスなど、各社さまざまなオプションを提供しています。

サービスそのものだけではなく、総括的にサービス内容を判断した上で、料金との兼ね合いも加味して検討するとよいでしょう。

3.カメラ型見守りサービスとは

防犯カメラの写真

利用者の自宅にカメラを設置し、見守りを行います。
カメラで撮影された映像を、リアルタイムでスマートフォン、パソコン、タブレットなどで確認できるサービスです。

カメラの機能によっては、リアルタイムのライブ映像のみではなく、録画された画像もチェックできます。
カメラの設置位置によって、室内の撮影範囲を決められます。

また、付属のセンサーなどを利用して、センサーが感知した場所に映像を移動させ、確認する機能が搭載されているものもあります。

カメラ型見守りサービス利用イメージ

室内だけではなく、屋外にカメラを設置します。

設置場所の決定

カメラを設置する場所を決めます

カメラでの見守り

カメラで撮影された映像を、リアルタイムでスマートフォン、パソコン、タブレットなどで確認します

ライブカメラの映像をみているようなイメージを持つとわかりやすいでしょう。

カメラ型見守りサービスのメリットとデメリット

基本的にはカメラを設置することが大前提のサービスです。
カメラ機能だけではなくマイク機能もあるので、離れている家族と見守りカメラを通じて会話することもできる点が最大のメリットです。

家族からすると、対象となる高齢者が元気に動いているのを確認できるので、安心する材料にもなります。

一方でサービスの利用を受ける高齢者は、監視カメラで常に監視されているような気持ちにもなるので、プライバシーを侵害されたようなイメージを持つことがデメリットになります。

双方が、しっかりと話し合ってサービスの導入を決めることが大切です。

利用費用の相場

<主な事業者の月額料金例>

  • ・高齢者、ペットを遠くから見守る「見守りキューブ」:月額利用料 3900円
  • ・ALSOK ホーム研究所 IPC-08FHDzセンサー付きカメラ:月額利用料 2,750円

カメラ利用料は5000円を超えませんが、インターネット通信料などが別にかかることもあります。

4.センサー型見守りサービスとは

人感センサーの写真

利用者の自宅に、 ものなどが移動した際に感知する
センサーを設置し、高齢者の活動量を認識して安全確認を行うサービスです。

日常生活の運動量やリズムなどを把握し、通常時と変化があれば、サービスを受ける家族のもとに連絡が行きます。

センサー型見守りサービス利用イメージ

利用するサービスを提供している会社にもよりますが、リビングなどの1部屋に活動センサーを設置、玄関やトイレなどの生活動線上にセンサーを設置し、日常の移動を管理・把握します。

設置場所の決定

センサーを設置する場所を決定します

センサーでの見守り

運動量や活動量から異変の可能性を察知

センサーからのアラート

異変の可能性がある場合、家族に通知が届きます

普段の生活と比較して、運動量や活動量が少ない場合に、異変の可能性を判断、家族やご兄弟などに情報を共有します。

センサー型見守りサービスのメリットとデメリット

カメラ型などとは異なり、利用者の日常生活を視覚的に監視するものではないので、プライバシーを守れるのが大きなメリットでしょう。

対してデメリットといえば、人や物などが動いたときにセンサーが反応するので、ペットがいる家庭では不向きです。

また、高齢者自身が外出しているときにも、異常として感知する場合があるので、外出の予定があるときにはあらかじめ連絡を入れておく必要があるなど、手間が生じることもあります。

月額利用費用の相場

<主な事業者の月額料金例>

  • HITATI見守りサービス「ドシテル」:月額利用料1480円
  • セコムホームセキュリティ:月額利用料4,400円

サービスを提供している会社により、かなり差がありますが、安ければ1500円程度から高ければ5000円以上かかるところもあります。

また月額利用料の他に機材レンタルサービス料、インターネット通信料などがかかることもあります。

5.警備駆付型見守りサービスとは

警備員の写真

有事の際に、専門のスタッフが現場まで状況の確認をしに行くサービスです。

サービス利用者やサービス利用者の家族が要請することで、警備員や専任のスタッフが利用者の自宅まで駆けつけ、安否確認を行います。

利用する会社によっては、利用者宅のカギをあらかじめ預かってくれるところもあり、万が一の際に家族が近場にいなくても対応してくれるところが、選ぶ理由の1つになっています。

警備駆付型見守りサービス利用イメージ

急な体調不良や転倒・転落などで動けなくなってしまった場合に、ボタン1つで出動要請します。

駆付ボタンの携帯

駆付要請を行うボタンが支給されます

駆付要請

駆付が必要な際は、ボタンを押して出動要請します

24時間年中無休で対応してくれるので、家族が遠方にいて、すぐに対応できない場合に重宝します。

警備駆付型見守りサービスのメリットとデメリット

異常を感知した場合に、人の目で利用者の安否確認できるというのがメリットです。

一方で異常の感知までに時間を要し、速やかに対応できないこともデメリット
としてあげられるでしょう。

1回の出動料として料金がかかるので、気軽に利用できないのもデメリットのひとつです。

月額利用費用の相場

<主な事業者の月額料金例>

  • みまもりサービス「スリーS」:月額利用料2,750円※警備駆けつけ費1回8,800円
  • ホームアルソックみまもりサービス:月額利用料1,870円

純粋な月額利用料は、平均して5000円以下のことが多く、比較的安い傾向ですが、これには出動費用などが含まれていないことも多くあります

また、装置を購入・レンタルするのに別途費用がかかることもあり、サービス提供者へ直接お問い合わせすることをおすすめします。

6.オート電話・メール型見守りサービスとは

固定電話の写真

毎日、自動音声のメールや電話をする見守りサービスです。
利用者である高齢者に対し、毎日固定電話や携帯電話などに対し安否確認の電話をします。

利用者の日常生活のリズムに合わせ、電話を変える時間も調整できるサービスがほとんど。電話を利用しての安否確認なので、新しい機械の操作を覚える必要がないのも、導入する敷居を下げています。

オート電話・メール型見守りサービス利用イメージ

多くのサービスでは自動音声での体調確認で、利用者はその日の健康状態を、対応する番号を入力して報告します。

確認時刻の設定

毎日行う安否確認の時刻を設定します

健康状態の報告

サービス利用者がその日の健康状態を電話やメールで報告します

報告結果の共有

サービス利用者から入力された健康状態の結果が家族のもとに届きます

その報告結果を、見守っている家族へメールで送信報告することで健康状態を把握することができます。

オート電話・メール型見守りサービスのメリットとデメリット

自動音声の回答に要する時間はおよそ数十秒程度で、日常生活の中で時間的な束縛がありません。

利用しているものが携帯電話であれば、外出先でも体調報告できるのが大きなメリットです。

対してデメリットとしては、メッセージ内容をきちんと聞き取れる聴力や、正しい番号をプッシュする判断能力が求められる点にあります。

月額利用費用の相場

<主な事業者の月額料金例>

  • 思いやりコールピアース:月額利用料680円~
  • ライフコール:月額利用料200円~

今回紹介するサービスの中では、安い利用料が魅力。
おおよその目安としては1000円以内、高くても2000円以内に収まることが多いようです。

経済的負担が少ないので導入しやすいサービスの一つといえるでしょう。

7.スマホアプリ型の見守りサービスとは

スマートフォンの写真

スマートフォン内に見守りアプリをダウンロードし、サービスを利用します。
それを利用して離れて暮らす家族の活動状況を検出し、安否確認するサービスです。

各携帯会社や警備会社が提供しているアプリを使用するので、利用者の生活になじみ深いものを選択するとよいでしょう。

スマホアプリ型の見守りサービス利用イメージ

スマートフォンの充電・歩行時間・ロック解除などを検知して、利用者の活動量を判断。

アプリの準備

サービス利用に必要なアプリをスマートフォンへダウンロードします

アプリによる異変の検知

スマートフォンの使用状況からサービス利用者の異変、安否状況を検知します

異変通知

アプリが異変を検出した際に、家族に通知が届きます

中には警備会社と提携しているサービスもあり、利用している監視カメラやセンサーなどから、日中の活動量を検知しアプリ上で安否確認するものもあります。

スマホ型見守りサービスのメリットとデメリット

基本的には、利用者・見守り側双方に大きな負担なく使用できるのがメリットです。
日常生活を普通に過ごすだけでいいのが魅力。利用者からみても、監視されているような印象を受けないことも心理的負担が少ないことにつながります。

対してデメリットとしては、利用する高齢者がスマートフォンを利用していることが、サービスを使う上で必要です。
固定電話を利用している、昔ながらの折りたたみ式の携帯電話を使用している高齢者の場合には使えないサービスです。

月額費用の利用相場

<主な事業者の月額料金例>

  • ワイモバイル提供見守りサービス:月額利用料528円
  • 「アンドロイドスマートフォン用アプリ」あんしん365:月額利用料無料

スマホアプリをダウンロードして利用するだけなので、利用料無料のものから、料金がかかったとしても1000円以内で収まるものがほとんどです。

その他のサービスと連携しているものは、付随するサービス利用料がかかります。

8.テレビ電話型の見守りサービスとは

テレビ電話できる電子機器の写真

利用者の自宅にテレビ電話を設置し、見守りサービスを利用します。


場合によってはインターネット回線を必要とするものもあります。
従来の電話機器に、テレビが付属しているようなものなので、受話器を持ち上げるだけで簡単に使えるサービスです。

テレビ電話型の見守りサービス利用イメージ

利用者の自宅にテレビ電話を利用設置し、決まった時間にコールを鳴らします。

テレビ電話設置・コール時間設定

自宅にテレビ電話を設置し、安否確認を行う時間を設定します

健康状態の報告

かかってくるコールや、画面操作を通じて、健康状態などを報告します

受話器を取るか、画面に出ている表示をタップすることで安否確認します。

また、家族と気軽にテレビ電話できるのも、利用者としては導入しやすいサービスになっているようです。

テレビ電話型見守りサービスのメリットとデメリット

使用する場所が自宅に限られること、機械のレンタル費用や月額利用料などを考えると、それなりに経費がかかるのがデメリットです。

対してメリットは、昔ながらの固定電話のようにコールがなって、受話器を取るだけなので、簡単に使用できるところでしょう。

月額費用の利用相場

<主な事業者の月額料金例>

  • テレビ電話とぴあ:月額利用料1900円~

高齢者の自宅の状況により通信環境を整える必要があります。
月額利用料の他に通信料や、機械のレンタル費用などが追加でかかります。

自宅の状況によりトータルの費用は異なりますが、1万円前後みておくとよいでしょう。

9.ロボット型の見守りサービスとは

見守りロボットの写真さまざまな形態の人工知能(AI)を搭載したロボットを導入し、ロボットによる見守りサービスを利用します。
ここまでにあげたさまざまな機能が搭載されています。

センサーや映像を認識し人の動きを感知し録音・録画、異常検知もして、通知までしてくれるものもあります。

ロボット型の見守りサービス利用イメージ

わかりやすくロボット型のものもあれば、電子機器のような見た目や、ベッドに搭載されたものなどがあります。
ロボット型のものは、センサー型やカメラ型のように、室内に設置し、様々な機能を発揮し、利用できます。

ベッド搭載型のものは、ベッドの状からの移動などを感知し、活動量を把握するシステムが搭載されています。

ロボット型の見守りサービスは、そのロボットによって利用シーンに違いがあります。
ロボット型に興味がある方は、どんなロボットが見守りのニーズに合致するか比較検討してみましょう。

ロボット型見守りサービスのメリットとデメリット

ロボットによって、搭載されている AI が把握健康状態などのデータを蓄積などしてくれて、利用者の日常生活に特化した情報解析を行ってくれるところがメリットです。

これからの時代に、優秀な見守り型サービスとして登場したロボット型見守りサービスですが、さまざまな最先端の技術を利用しているため、費用が高額で導入するのに経費がかかることはデメリットでしょう。

月額費用の利用相場

<主な事業者の月額料金例>

  • ZUKKU本体+タブレット端末:月額料金59,800円
  • あんしんクラウド for PaPeRo i:月額料金6,500円

純粋な月額利用料だけでみると1万円以下で収まるものが多いですが、初期費用や回線設置費用などを含めると数万円単位になるものが多いようです。

10.見守りサービスを導入・検討するときのポイント

タブレット端末をもつ女性の写真

各種見守りサービスを紹介してきましたが、一番大切なのは利用する高齢者が見守りサービスを導入することをどのように捉えているかを把握することです。

利用者本人が導入そのものを拒否するのであれば、サービスは使えません。
サービスの利用をよしとしても、うまく活用できるかどうか、高齢者にサービスを活用できる残存機能が残されているかを確認することも大切です。

特に大事なのは以下の三要素なので、サービス利用前に確認しておきましょう。

認知症レベルの確認

  • ・新しいものを導入してもきちんと認識し、それを利用できるか
  • ・自分の身体症状を理解し、緊急ボタンを押すという認識を持っているか
  • ・安否確認してくれるスタッフを認識できるか


ADLレベルの確認

  • ・実際にサービスを活用するために移動する、ボタンを押すなどのアクションを自分一人できるか
  • ・安否確認してくれるスタッフのために、玄関ドアを開ける
  • ・鍵を開けるなどのアクションがとれるか
  • ・日常生活で生活導線があり、センサーなどがうまく活用されるか


介護保険の認定を受けた場合の介護度

  • ・受けた認定の介護度によっては、見守りサービスを利用するよりも施設に入所する方が結果的に安くなる場合もある
  • ・ 介護サービスとうまく併用し活用できるか
  • ・施設入所までの待機期間だけでも見守りサービスを使用するなども有効


見守りサービスは、利用希望の家族だけで決められるわけではありません。
これらの要素を加味して、担当のソーシャルワーカーや企業の専門家などと相談し、導入を検討することをおすすめします。

11.まとめ

高齢者の見守りサービスは、さまざまな種類があります。
利用者とその家族のニーズをふまえ、継続利用時の料金も経済的負担が大きくない範囲で選ぶとよいでしょう。

見守りサービスそのもののほかにも、付帯サービスを多く利用する場合には、思ったより料金が高くなってしまうこともあります。
その場合には施設の利用を検討する方がよい場合もあるでしょう。

施設利用も介護度によっては思ったより安価に住む場合もあります。
その際にはぜひこちらの検索ページも活用してみてください。

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