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槌井 渉

槌井 渉
つちい わたる

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野村 富⼠⼦
のむら ふじこ

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2021.07.17

メイクセラピー・化粧療法とは?効果から、実施方法まで紹介します

メイクをする高齢女性の写真

普段、皆さんが何気なくされている「お化粧」には、さまざまな健康効果があります。
お化粧をすることで気が引き締まったり、ポジティブな感情になったりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

最近では、お化粧を用いた心理療法「メイクセラピー」の介護分野への導入が進んでいます。

今回は、メイクセラピーのもたらす効果や、高齢者や介護予防との関係、また、具体的なメイクセラピーのセルフケアや実践方法をご紹介します。

メイクセラピー・化粧療法とは?

メイクセラピー・化粧療法の概要

メイクセラピーの概念図

メイクセラピーとは、お化粧やネイルなどを用いて外見を綺麗にするだけでなく、カウンセリングによりメンタルをサポートする心理療法です。
皆さんの多くは、日常的にお化粧を行っていらっしゃいますが、元々お化粧は、人間関係におけるコミュニケーションの手段として発展してきました。

気になるところを隠したり、アイシャドウで色をつけたりなど、お化粧をすることで自分自身の価値を高めたり、個性を演出することで、対人関係を円滑にするという目的で行われていると考えられています。

近年、コミュニケーション能力や社会生活、外見の改善といった、これら「化粧の持つ能力」が、人々のメンタルケアや心理療法へ取り入れられました。
実際に、メイクアップ技術や心理カウンセリングの手法を身に着けた専門の「メイクセラピスト」によって、美容業界や医療・福祉業界において導入されています。

介護予防・QOLの向上が期待できる

健康美容サイクルの概念図

高齢者になると、身体が思うように動かなくなるだけでなく、認知症やうつ病などの神経心理学的障害を患う可能性が増加します*1。
また、病気や介護をきっかけにお化粧をする方が減少し、他者との関わりが減ってしまうことがあります。

そのため、高齢化社会において、介護予防や、心身の健康を維持する、QOLの向上のために、薬物に依存しないさまざまな療法が検討されてきました。

そのなかでも、メイクセラピーは、お化粧やネイルなど外見の変化を通じて認知機能やQOLを向上させる新しい化学療法として注目されています。

メイクセラピーにより、身だしなみや自分の外見を意識するようになり、コミュニケーション能力が向上し、モチベーションや行動が変化し元気になる、というサイクルが示唆されます。

特に、男性よりも、高齢化率の高い女性に適した療法であり、高齢の女性の多くがノーメイクである日本における介護施設では、積極的に実用化されています。

2.メイクセラピー・化粧療法と健康への効果

高齢女性3人組の写真

ここでは、具体的なメイクセラピーの健康効果をご紹介します。

心理的な効果

お化粧をすることは、鏡に向かって自分の顔や表情を意識するようになるため、自信の回復や、対人積極性が生まれると考えられています。
お化粧を発端に、楽しい、気分が明るくなる、などの様子の変化がみられるようになります。

また、カウンセリングによりメンタルサポートも目的としているため、他者との関わりを通じて自分の魅力を発見することができる効果が報告されています*2。

さらに、化粧品の香りを匂うことや、化粧品の可愛らしいパッケージによる視覚効果により、気分を高めることができます。
これらは、全て高齢者のストレスの低下につながります。

お化粧を発端に整容に興味を持ち、鏡を見る回数が増えた結果、「肌をより綺麗に保ちたい」「たるみを減らしたい」というように、自分の外見を意識した行動につながることが示唆されています。

身体的な効果

高齢者自身で行うメイクセラピーでは、ご本人の手で行ってもらうため、指先の運動になります。
また、メイクを行うときは必然的に表情筋が動くため、表情筋のトレーニング効果も期待されます。

さらに、お顔に気になるシミやアザ、手術跡がある方がお化粧をすることで、外出を楽しめるようになったという事例もあります。
高齢者のなかには、年齢を重ねた自分の身体に興味がなくなり、その結果「どうにでもなれ」精神がはたらき、健康状態がひどくなるという方も多くみられます。

メイクセラピーは、そのような方に対しても自分の身体を意識し、向き合うきっかけを与えてくれるのです。

脳への効果

最近の研究では、メイクセラピーが、脳の認知機能を司る前頭前野に対して、どのような効果をもたらすのかを明らかにするために、メイクセラピーを行った高齢者における、脳血酸素濃度が調べられました*3。

その結果、主に左半球の前頭前野で脳の血流(oxy-Hb:脳の酸素状態をマッピングできるマーカー)が上昇することがわかりました。
脳の血流が上昇すると、脳の神経細胞が活性化します。

そのため、メイクセラピーを行った高齢者では、認知機能の低下も抑制されたことが明らかになりました。

これまでの研究では、ポジティブな感情のとき、左半球の前頭前野が活性化することが報告されています*4。
さらに、うつ病患者では、脳の血流が低いことも示されています。

これらの結果から、メイクセラピーは、高齢者に肯定的な感情を引き起こすだけでなく、脳の認知機能に効果的であることが示唆されました。
実際に高齢者はメイクセラピー中、終始笑顔であったと報告されています。

3.自宅でもできるメイクセラピー・化粧療法のコツ

自宅でもできるメイクセラピー・化粧療法の方法

化粧品とアロマキャンドルの写真

自宅でできるメイクセラピーには、スキンケアやお化粧に加え、表情筋のトレーニングや頭皮のマッサージなどが挙げられます。

<スキンケア>

  • スキンケアは、基本的に日焼け止めとワセリンのような保湿剤が効果的であることが報告されています*5。
    また、お化粧を行う際には、ご自身で口紅やアイシャドウなど、興味のある化粧品を選択することで、より自発的なメイクセラピー効果が期待されます。
    ご自身で鏡を見ながら行いましょう。

<表情筋のトレーニング>

  • 表情筋のトレーニングでは、口や舌を動かし、唾液の分泌を促すことが重要となります。
    加齢に伴い唾液の分泌が少なくなるため、口腔乾燥症からくる味覚障害や音声障害の予防にも効果的です。
    唾液の分泌が促進する方法は、口を閉じたまま、舌で歯茎を左右に舐め回すことです。

よく、お顔のマッサージが効果的といわれていますが、素人によるお顔のマッサージは過度な摩擦を引き起こし、皮膚の真皮にあるコラーゲンがエラスチンを破壊し、たるみの原因になります。

また、老化によって目が小さくなってくる現象や、顔色が悪くなることは、脳の血流の悪さが原因であることがわかっています*6。
そのため、頭皮をできるだけ揉み、リラックスすることをおすすめします。

メイクセラピー・化粧療法をセラピストに行ってもらう場合は

メイクセラピーは、ご自身で行うだけでなく、プロのメイクセラピストの方に行ってもらうこともできます。

実際、「面倒だ」「手足が不自由だからできない」「もう歳だからなにしても仕方がない」など、お化粧に対してあまり良い印象を抱いていらっしゃらない高齢者の方も、メイクセラピストの方に行ってもらうことで、元気になられる方もたくさんいらっしゃいます。

メイクセラピーを実施する場所

メイクセラピーは、主に自宅(訪問サービス)、介護施設で行われ、セラピストが高齢者のご自宅や施設を訪問し、カウンセリングからメイクまでを行います。

また、最近では、メイクセラピーを緩和ケア・ターミナルケアに組み込まれ、高齢者の治療の過程や状況を踏まえカウンセリングが行われています。

メイクセラピーの流れ

カウンセリング

なりたい自分像を引き出す「オーダーカウンセリング」が行われます。じっくりと話を聞き、高齢者のモチベーションを促します。

セラピストによるメイクアップ(片顔)

オーダーに伴ったメイクを半顔に施し、お顔のなかでビフォーアフターを表現します

メインカウンセリング

これまで高齢者の方が行われてきたメイクと、オーダーに伴ったメイクを比較し、外見に対する新たな魅力の発見や、思い込みの解明を行うメインカウンセリングを行います。

メイクアップ(フルメイク)

先ほどメイクを施した半顔をお手本に、高齢者ご自身でセルフメイクができるように、テクニックをお伝えします。

フォローカウンセリング

最後にオーダー通りの女性像を実現できるようにフォローカウンセリングを行います。

メイクセラピーの料金

メイクセラピーの料金は、1回10000円から15000円で、訪問サービスや施設によって異なります。

5.まとめ

少し上向きで空を見つめるような高齢者

メイクセラピーにはさまざまな健康効果があり、高齢者のQOLの向上に寄与することをご紹介しました。
また、メイクセラピーでは、高齢者のための訪問による施術も充実しています。

高齢になっても、いつまでもおしゃれを楽しむことは、それ自体の楽しさに加えて、健康の保持増進にもつながります。

是非皆さんも試してみてください。

老後の時間がまずます長くなっていく中で、その時間を幸せに過ごしていくためのヒントを得るため、訪問美容など幅広い事業を展開しているソーシャルベンチャー、ディチャーム株式会社の代表取締役の大久保智明さんにお話を伺いました。

ぜひこちらも合わせてご覧ください。

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