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槌井 渉
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2021.02.17

高齢者の脱水症状には要注意!厚生労働省が基準とする水分摂取量の目安とは?

水分補給をする高齢者の写真


高齢者が気をつけたい症状の一つが脱水症状です。
脱水症状は時に命に関わることもあるほど重大なものですが、本人の自覚症状がほとんどない場合もあり、見過ごされていることも少なくありません。

「何となく変」と思って病院に連れて行ったら脱水症状だった、とういう経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。


脱水症状が主な原因となって生じる熱中症。
あとで詳しくみていきますが、毎年多数の高齢者が熱中症にかかり救急搬送されています。
また、冬にも脱水症状に陥るケースが報告されており、一年を通して脱水症状対策を行うことが重要です。


そこで今回は、脱水症状の危険性や原因、応急処置や予防法をお伝えします。


脱水症状について理解することで、大きく体調を崩す前に対処することができます。
介護する側もされる側も、「いつ突然体調を崩すのか」という不安から解放され、毎日を健やかに暮らすことが可能となります。


脱水症状とうまく付き合うには、脱水症状を正しく知って正しく対処することが大切です。

以下、詳しくみていきましょう。

1. 高齢者が引き起こしてしまう脱水症状の特徴

総務省が発表した令和2年(6月から9月)の月別の熱中症による救急搬送状況*1を見ると、全国で64,869人もの方が熱中症で救急搬送されています。

年齢別に見ると満65歳以上の高齢者が37,528人と最も多く、全体の57.9%を閉めています(図1)。

  乳幼児・新生児 少年 成人 高齢者 合計
人数(人) 332 5,253 21,756 37,528 64,869
割合(%) 0.5 8.1 33.5 57.9 100

図1熱中症による救急搬送状況より作成
https://www.meti.go.jp/press/2019/03/20200325002/20200325002-2.pdf

熱中症の主な原因となる脱水症状。高齢者が絶対に注意すべき脱水症状の特徴を、以下、解説していきます。


脱水症状とは?


脱水症状とは、身体の中の水分や塩分が足りないために起こる症状のことです。

身体の水分量や塩分量は、生命を維持するのにちょうどよいバランスを保つように常に調整されています。
何らかの理由でこのバランスが崩れてしまうと脱水症状となります。


脱水症状の危険性


たかが脱水、などと侮ってはいけません。
脱水症状は特に高齢者にとっては命に関わるほど重大なものです。
人間は、身体の水分のおよそ20%を失うと死に至ります。

脱水症状が一つの主要な原因となって生じる熱中症による高齢者死亡数の年次推移*2を見ると、2019年には65歳以上の方が1000人死亡しました。
これは熱中症死亡者数の81.7%を占めます。

また脱水症状は、手当てせずに放置すると脳梗塞や心筋梗塞、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)など、命に関わる他の大きな病気の原因ともなるのです。


脱水症状のサイン


脱水症状を疑うサインには、

・皮膚や唇・舌などの乾燥
・何となくぐったりしている
・微熱が続く
・疲れやすい
・力が入らない
・立ちくらみ


といった、普段からよくあるような症状があります。

また、いつもより脈が速いこと(頻脈;ひんみゃく)や失神、意識の混濁なども、脱水症状のサインのことがあります。

2.高齢者が頻繁に脱水症状になる原因と応急処置の手順

では、どうして高齢者は脱水症状になりやすいのでしょうか?
また、脱水症状かな?と思ったらどうすればよいのでしょうか?

脱水症状となる主な原因と簡単な応急処置の手順についてご説明いたします。


原因1 身体の中に蓄えておける水分量が少ない


若者と高齢者では、身体の中に蓄えておける水分量が大きく異なります。

子どもでは70%程度、成人では60%程度の水分を身体の中に蓄えることができますが、高齢者では50%程度と少なくなってしまうのです。


原因2 のどの渇きを感じにくく、水分摂取量が少ない


身体に蓄えることができる水分量が少ないのに、高齢者は若者よりも水を飲みません。
のどが渇いた感じがしないからです。

放っておくと1日水を飲まないということもよくあります。
のどの渇きを検知する口渇中枢のはたらきが、若い頃に比べて落ちるからです。

また、若い頃に比べると食事の量も減るので、食事から摂取できる水分量も減ってしまいます。
最終的にはものを飲み込む力(嚥下(えんげ)機能)も衰え、食べ物を飲み込むことが難しくなっていきます。


応急処置の手順


脱水症状かな?と思ったら、意識がはっきりしていて呼びかけにきちんと答えるかどうかをまず確認してください。

呼びかけに答えない、意識がない、吐いているなどといった場合は速やかに病院を受診しましょう。

意識がはっきりしている場合は、水を飲ませてみましょう。

手元に用意があれば、経口補水液を飲ませます。


経口補水液には水分のほかに適度な塩分も含まれています。
経口補水液は市販のものでもよいですし、水500ml、砂糖20g、食塩1.5gの割合で混ぜると家でも簡単に作れます。

水分が摂れない、または飲ませてみたが吐いてしまったなどという場合は、点滴で水分を補給する必要があります。

3.高齢者の水分の取りすぎには注意。厚生労働省が提唱する水分摂取量を参考に

高齢者が脱水症状を起こすのを予防するためには、適切な水分補給が大切です。
ところが、水分補給もやりすぎると逆効果となります。

そんな時に目安となるのが、厚生労働省が提唱する水分摂取量です。

脱水症状を予防する方法や水の取り過ぎによるリスク、適切な水分摂取量の目安について、順番に詳しく解説します。


予防策


脱水症状を防ぐには、適切なタイミングで適切な量の水分補給を行うことが大切です。

高齢の方はのどの渇きを感じにくいので、ご自分で「のどが渇いた」と思うまで待つと、脱水が相当進行している場合があります。

したがって、のどが渇いていなくても、時間を決めて定期的に水分補給することをおすすめします。

おすすめのタイミングは、

朝起きた時・食事のとき・就寝前・入浴や運動の前後


これらのタイミングで決まった量を飲むとよいでしょう。

高齢者は嚥下機能(食べ物を飲み込んで胃に送り出す力)が衰えているので、一度にたくさんの量の水を飲むことはできません。

1回あたりコップ1杯くらい(150-200ml)が限度です。
飲み込みにくい場合、また水分を摂るとむせてしまう場合は、とろみをつけるのも効果的です。

高齢者に多いのが、「真水は飲みにくい」などといって緑茶や紅茶、コーヒー、スポーツドリンクなど味がついた飲み物ばかり取りたがるケースです。

緑茶や紅茶、コーヒーにはカフェインが含まれており、カフェインの利尿作用で脱水傾向に拍車がかかることがあります。

また、市販のスポーツドリンクは糖分がかなり多いものもあるので、水で半分に薄めるとよいでしょう。


水分の取りすぎによるリスク


水分は取り過ぎてもいけません。
高齢者は心臓や腎臓のはたらきが低下しています。
処理できない量の水分を摂ると、排出できずに身体の中に溜まってしまい、心不全や腎不全の原因となります。

また、水を飲みすぎると体内の塩分が薄まり、水中毒をきたすことがあります。


厚生労働省が提唱する水分摂取量を参考に


特に水分制限の指示を受けていない方の場合は、厚生労働省が提唱する水分摂取量の目安を参考にするとよいでしょう。

厚生労働省による「健康のため水を飲もう」推進運動*3は、

現在飲んでいるよりも「コップの水をあと2杯」多く飲む

ことをおすすめしています。

環境省が発行している熱中症環境保健マニュアル2018*4によると、高齢者の場合は1日あたり1.2ℓの水分を補給することをおすすめしています。

しかしながら、1日にどのくらいの水分を摂るのが適切かについては、個人によって異なります。

心臓や腎臓などの病気で治療を受けている方など、かかりつけ医から1日あたりの水分量の制限を指示されている方は、その量を守りましょう。

4.まとめ

以上、脱水症状の特徴についてまとめました。

脱水症状は夏だけのものではなく、冬にも生じます。

・夏以上にのどの渇きを感じにくくなる
・汗もかかないので、周囲の人も水分補給について忘れてしまいがち
・暖房で空気が乾く
・厚着をして熱がこもること


などが冬にも脱水症状におちいる原因です。

高齢者の脱水を防ぐためには、1年を通して定期的な水分摂取を忘れないこと、また脱水かな?と思ったらかかりつけ医を受診することが大切です。

今日よりぜひ実践してみてください。

高齢者が陥りやすい脱水症状。
若者と比べて、身体の中に蓄えておける水分量が少なかったり、のどの渇きを感じにくくなっていることが、脱水症状に陥りやすい主な原因でした。

脱水症状と同様、転倒についても注意する必要があります。
若者であれば軽症で済むことがあっても、高齢者はたった一度の転倒が命に影響を及ぼすことも。

転倒の危険性、原因について解説した記事は以下から、ご覧ください!


*1 総務省消防庁 令和2年(6月から9月)の熱中症による救急搬送状況
https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/items/heatstroke_geppou_2020.pdf
*2 厚生労働省 
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/necchusho19/dl/nenrei.pdf
*3 厚生労働省 「健康のため水を飲もう」推進運動
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html
*4 環境省 熱中症環境保健マニュアル2018
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_manual.php

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