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槌井 渉

槌井 渉
つちい わたる

介護施設の⼊居相談歴10年以上の経験があります。
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野村 富⼠⼦
のむら ふじこ

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  • "自分の居場所がつぎつぎと増えていく感覚”――ADDressが生み出す多拠点生活とシニアのしあわせな関係性

2020.11.17

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  • インタビュー
  • 幸せな老後

"自分の居場所がつぎつぎと増えていく感覚”――ADDressが生み出す多拠点生活とシニアのしあわせな関係性

 

 

 

定額制多拠点Co-Livingサービス「ADDress」を提供する株式会社アドレス。ADDressは、住む場所を1カ所に限定しない生き方を求める人々から支持されています。

 

サービス利用者のなかには、テレワークの普及によって都心から脱出し、移動しながら働く方もいれば、これまで知らなかった場所で日常を味わいながら旅をする方もいます。

 

今回は、株式会社アドレス取締役の桜井里子さんにADDressの取り組みや今後の展望について伺うとともに、シニア世代でADDressを利用されている乃万兼三さんに利用を始めた経緯やADDress利用による多拠点生活のいいところについてお聞きしました。

 

 

自身の経験から、出会いやコミュニティに価値があるサービスを目指す

 

――まずは、ADDressの概要について簡単にお聞かせください。

 

桜井 里子さん(以下、桜井さん):ADDressは、月額4万円から利用できるサブスクリプション型(定額制)の多拠点居住シェアサービスです。

 

 

 

(前列左から1番目が桜井さん)

 

 

利用者は、ADDressが運営している全国各地の家に、どこでも住むことが可能です。各拠点には個室があるほか、シェアハウスのように共有するリビングやキッチンがあります。生活や仕事に必要なものは完備されているため、長期滞在中も快適に過ごせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

(ADDress静岡県南伊豆邸)

 

 

 

テレワークやワーケーションなど多様化する働き方に合わせて、気軽に生活拠点を変更できるのが利用者のメリットです。また、都市に集中していた人口が地方へ流れることで、これまで知られることのなかった地域の魅力が発掘され、地方の価値が高まるという利点もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

(ADDress山梨県清里邸)

 

 

 

ADDressは空き家を有効活用するサービスですが、ただ空き家や別荘をリノベーションしたシェアハウスを提供するだけではなく、住む人の生き方も豊かにすることを目的としています。

 

――ADDressを立ち上げた経緯を教えてください。

 

桜井さん:サービスの構想自体は、2017年頃から代表取締役社長の佐別当隆志とアイデアを考えていました。私たちは当時、それぞれ別の所属先で地方創生の取り組みをしていました。

 

地域ビジネスに関わっていたので、必然的に多拠点生活をしていたんです。そして、地域で人口減少や空き家問題が深刻化しているという事実を目の当たりにして、解決につなげるため、2018年1月から「21世紀の参勤交代プロジェクト」を実施しました。

 

都心から地方へ人口が流れるようにするためにどうすればいいか、毎月の定例イベントやワークショップを通して検討を重ねました。プロジェクトのなかで実際に多拠点生活を実践している方との出会いもあり、次第にADDressというサービスのアイデアが固まっていったです。そして2019年4月に、ローンチしました。

 

――ADDressを支える存在として「家守(やもり)」という方々がいますが、どのような役割を担っているのでしょうか。

 

桜井さん:家守は各物件の管理をする地域住民で、地域情報を提供したり人とのつながりをサポートしたりします。

 

家の管理をするだけでなく、地域住民と利用者をつないでコミュニティを盛り上げる役割を担っています。地域の空き家問題を解消しながらコミュニティを作りたいというADDressの願いを叶えるために、家守は重要な存在です。

 

 

 

 

(ADDressの各拠点の施設を温かく見守る家守。公式HPより)

 

 

家の価値は、住む人によって変わります。私はこれまで出張や観光で何度も民泊や農泊などを利用してきましたが、強く心に残っているのは綺麗で豪華な家ではなく、出会えて良かったと思えるオーナーさんがいる家です。

 

私自身が多拠点生活で人との出会いに感動したからこそ、ADDressも人との出会いやコミュニティに価値があるサービスにしたいと考えています。そして、出会いがあるから何度も利用したいと思ってもらえるようなサービスにしていきたいです。

 

全国各地に拠点を作り、多拠点生活者を増やしたい

 

――新型コロナウイルス感染症の流行など、2020年は不測の事態が続いていますが、ADDressの現状はいかがでしょうか。

 

桜井さん:新型コロナウイルスの感染拡大によりテレワークが普及したことで、ADDressの利用者は増加しました。会社に行かないのであれば東京で暮らす必要はないと、ADDressを利用して多拠点生活を始める方が多くいます。特に、20〜30代の方が増えている印象ですね。

 

また、問い合わせは都心からも地方からもたくさん来ます。会員だけでなく、家守になりたいという問い合わせも増えていますね。たとえば、高齢者の方がオーナーだった地方の家が空き家になってしまい、相続したご家族から問い合わせがくるケースが多くあります。

 

空き家問題を解決するために情報発信を続けるのも、私たちの務めです。空き家問題は行政機関も頭を悩ませているため、行政経由で空き家を紹介してもらうこともあります。

 

今は空き家が増えていますが、よく知らない地域の家をいきなり買うのはリスクが高いので、地方の空き家は買い手もすぐには見つかりません。それならば、資産価値が下がる前に賃貸でも誰かに引き取ってもらって、誰かに住んでもらいながら家のメンテナンスができたほうが良い。そのような情報を発信しています。

 

――桜井さんが思い描いている今後の展望をお聞かせください。

 

桜井さん:事業を成長させ、全国各地にADDressの拠点を作りたいと考えています。そして、多拠点生活する人を増やしたいです。インターネットも普及している今、場所を選ばず働ける機会が広がっています。

 

今後のWithコロナ、Afterコロナ時代において、都会だけに居続けるのではなく、都会も地方も住める選択肢としての「多拠点生活」を選ぶ人は増えていくと考えられます。サービス利用者が快適に過ごせるよう拠点を整備するとともに、新たなコミュニティをつくって地域をもっと知ってもらい、地域での経済活動を活発化させていきたいですね。

 

 

亡き妻の希望を叶える研修所を作りたいーー新しいビジネスを始めるなかで引き寄せられたADDressとの出会い

 

テレワークの普及により若い世代の利用者が増えたADDressですが、実は高齢者世代にも利用されています。

 

拠点に長期滞在して夫婦で旅を楽しんだり、若い方々に負けないアクティブさで仕事をしたりと、シニアのADDress利用目的はさまざまです。ここからは、シニア世代の利用者である乃万兼三さん(71歳)のADDress活用事例をご紹介します。

 

――乃万さんがADDressの利用を始めた経緯について、教えてください。

(zoomによるオンライン取材に笑顔で応じてくださった乃万さん)

 

 

乃万兼三さん(以下、乃万さん):私はこれまでずっとIT業界で働き、さまざまなシステムを開発してきました。26歳で独立してからも、2020年3月に顧問をしていた会社から引き上げるまで、ずっとIT業界を中心にビジネスをしてきたんです。その後2020年6月からADDressを利用し始めたのですが、それは妻が築いた整体の技術を広めたいと思ったことがきっかけでした。

 

妻は2019年に亡くなりましたが、生前は整体を勉強し、もともと病弱だったにもかかわらず健康を保てるようになりました。そして自宅を兼ねた店舗で、整体師として働いていたんです。私も妻に教わって整体の技術を習得しましたし、娘や息子も同様です。そんな妻の最後の希望が、一家で習得した整体の技術を活かすことでした。そこで、現在娘が指導しているヨガと妻の整体をうまく結びつけ、健康に関わる施設を作ることにしたんです。

 

娘が指導しているハンモックヨガは好評で、若い方々から週に数回ではなく泊まり込みでレッスンを受けたいという希望がありました。また、私は妻とお互いに整体の施術をして体の凝りを解消していたので、他の高齢者夫婦もそうなれるよう研修する場所を作りたいと話し合っていたんです。ヨガを集中的に行なったり整体を学んだりする施設を作ることで、若い人も高齢者も利用できる新しい形態の研修所ができると思いました。

 

最初は熱海近辺で別荘を探していたのですが、ひとつ問題がありました。それは、研修所に毎日人を集められるわけではないので、別荘を購入しても使わない日ができてしまうことです。どうにかして空きを埋める方法がないかと探していたとき、ADDressに出会いました。研修所は来年から始動する予定ですが、ADDressの仕組みのなかで運用できれば別荘の空きが埋められます。

 

さらに、私はもうビジネスから手を引いて旅をしようと思っていたので、ADDressを利用すれば全国各地を旅することができます。ちょうどいいと思い、利用を始めました。

 

 

日常での発見を刺激として楽しめるシニア世代に、多拠点生活はおすすめ

 

――ADDressを利用し始めて、どのような多拠点生活を送っていらっしゃるのでしょうか?

 

乃万さん:私は神奈川県茅ヶ崎市にある自宅で息子と暮らしているのですが、神奈川県にある唯一の村、清川村にあるADDressの拠点に専用ベッドを持っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

(ADDress神奈川県清川邸)

 

 

娘の仕事を手伝うためにも、近場の拠点があると良いと思ったからです。また、これまでに静岡県の南伊豆町や広島県の尾道市などの拠点にも滞在しました。

 

――ADDressを利用して多拠点生活をするメリットはなんでしょうか。

 

乃万さん:ADDressには何も拘束がないので、動く気があればいろいろなことをできるのがメリットだと思います。また、ADDressでは拠点に1〜2週間滞在できるので、長期でないと得られない出会いができるのも良いところです。私は南伊豆の拠点にいたとき、地元のお店の方と話をしましたが、初対面とは思えないような対応をしてもらいました。すごく気さくで、「あんたここに引っ越してきな」と言ってくれましたね。

 

多拠点生活によって、自分の居場所が増えていくイメージです。いろいろな拠点を巡って、自分にいちばん合う場所を見つけることもできると思います。

 

――ADDressでの多拠点生活は、シニアの方にどのような幸せをもたらすとお考えでしょうか?

 

乃万さん:ADDressの拠点では、ホテルとは違い自分で買い物や調理などをして生活します。実際に生活することで、日常目線で新しい発見ができるんです。たとえばスーパーで買い物をするだけでも、地方は都心と異なり地元のものを取り扱っているとわかります。自分で何でもしなければならない状況が苦ではなく、日常のなかで新しい刺激を楽しみたい方にとって、ADDressは良いサービスだと思います。

 

私は今までビジネスの世界にいて、出張でしか旅をしていませんでした。しかし、ADDressを使えば訪れた場所の日常をじっくりと見られます。また、地域情報に詳しい家守さんとの会話でも、新しい刺激を受けられます。何気ない日常のなかに新しい発見があり、刺激を受けられるというのは、高齢者世代にとっても大きなメリットではないでしょうか。

 

ADDressを利用しながら、今後の活動について考えていきたい

 

――乃万さんの今後の展望をお聞かせください。

 

乃万さん:私はもう自ら主体的に動くビジネスをする予定はありませんが、今までの経験を活かしたアドバイスはできるので、健康や環境に関わることのお手伝いができればと思います。また、妻と一緒に作り上げてきた整体の療法も、何らかの形で残したいんです。

 

それをどこでやると良いかは、ADDressの拠点を巡りながら探してみます。そして、ADDressのような仕組みがあると若い方にも高齢者にも伝えていきたいですね。

 

さらに今後は、いま息子と住んでいる自宅をADDressの拠点として申請するかもしれません。自宅には猫がいて、息子は世話のために家をあまり空けられないので、それならば家守になって空いているスペースを提供するのはどうだろうと考えているんです。

 

自宅は3階建てで1階が整体の店舗なので、もしADDressの拠点にできれば、利用者の方が滞在しているあいだ集中的に施術することもできます。まだ勝手に考えている段階ですが、さまざまな形でADDressを利用していきたいと思っています。

 

 

――若い世代にもシニア世代にも支持されている、ADDressを利用した多拠点生活。これからも、新たな発見や交流が好きな幅広い世代の方々に価値を提供し続けてくれるのでしょう。

 

桜井さん、乃万さん、本日はありがとうございました。

 

文=相良海琴 
Twitter:@mikoto_write 

 

 


 

 

 

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